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2012年4月
【limb body wall complex】
重度腹壁欠損・四肢奇形の為
第一子を15週で人工死産しました
当時の日記とメモ、記憶を辿り
綴っています
死産当日、それ以降のお話になります
死の表現や生々しい表現がありますので
苦手な方は
ここまでで
お願いいたします
m(_ _)m
いきみたくなるくらいの
痛みがきたら
いきんでいいからね！
先生、助産師さん達は
その時が来るのを
万全の体制で寄り添ってくれていた
ん〜痛い…
強い痛みがきました
いきみたい感じです。
はい、頑張って！
せーのっ！
無心で
力いっぱいいきんだ
激痛と共に
ツルンっ！
赤ちゃんがスルッと
出てきた
勿論産声などない
静かなお産
Kちゃんは出てすぐ
保育器のようなベッドに寝かされたので
姿はすぐには見れなかった
と、その時
ドアの空く音が
ご主人到着されました！
ごめんなぁ遅くなって…
泣きそうになりながら
主人は私の頭をなでた
Kは?
あっち
主人はKのもとへ
「何を思って見てるんかなぁ」
そんなことを思いながら
私はボーッと
主人の背中を見ていました
悲しみだけではなく
なんだか不思議な気持ちだった
先生もびっくりの
スピード出産
午前11時03分
身長11.5cm 体重66g
小さな小さなKちゃんが産まれました