東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。
HPにメールアドレスを公開していたり、種々の学会等でもメールアドレスを登録しているためなのか、私のメールアドレス宛にもセールスのメールがいくつも届きます。
歯科医院向けに経営セミナーを行っているコンサルティング会社のF総研からも頻繁に届きます
そのタイトルをいくつか拾うと
「院長が忙しくならない!どんな歯科医院でもできるアライナー矯正導入セミナー」、
「今からアライナー矯正に参入して症例数を上げる方法とは?」、
「【相談数増】小児アライナー矯正導入で月相談件数40件を超える秘訣とは!」
などです。
矯正歯科治療の経験がない歯科医向けに「アライナーをやっていないと遅れている」、「これに乗ったら患者さんが増えて売り上げが増えます
」、挙げ句の果ては、適応例がほとんどない小児向けのアライナーを導入させる戦略
コンサルタント会社はセミナーの参加費を稼げば良いのかもしれませんが、元を取ろうとそれを実行する歯科医がいるでしょうし、その実験台になる患者さんが発生します。
自分が行ったことがなくて、結果を保証できないことを試す歯科医師にも責任はあると思いますが、患者のことは二の次、三の次で歯科医師相手に商売をするコンサルタント会社の罪も大きいと思います。
患者さんにも、このような現実を知っていただきたいと思います