東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。
AJODO(アメリカ矯正歯科学会誌)の今の編集長のDr. Behrentsからメールが届きました。
要は昔、AJODOに投稿した症例のその後をフォローした症例報告を掲載するwebジャーナルを立ち上げるから、投稿してくれないか?ということです。
投稿しても掲載される採択率が2割台のかなり厳しい雑誌の編集長から、昔の症例を名指しで投稿依頼を受けたならば「投稿さえすれば受理されるだろう」と考えますよね、というか考えました。
そこで、またしても症例をまとめて投稿しました
ところが編集長から事務的に返ってきたメールのイントロは下記の通りです。
”Thank you for your patience while the reviewers considered your manuscript.”
査読者が論文を読んで評したことに対して「patience」なのですね。
つまり、査読者の批評を辛抱してくれてありがとう。
Patienceから派生した単語がpatientであり、疾病に辛抱強く耐える人が「患者」であるということを、卒業前の講義で習った記憶が蘇りました。
改めて、患者さん達は「辛くても良い結果が得られるために耐えている」ことを思い返し、患者さん目線で治療をする意味を考えさせられました
私が患者だったら、「可能な限り無駄なく」、「最良の治療を」受けたいと思います。
みむら矯正歯科はそれに応えていると言う自負はありますが、改めて初心に立ち返って、「無駄なく最良の治療を提供する」診療を提供し続けたいと思っています
論文の採択結果はまたご報告致します。
とりあえず、投稿は終了しました