東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。

 

6月17日から6月21日まで、FranceのNiceで開催された95th EOS congress(European Orthodontic Society Congress:第95回ヨーロッパ矯正歯科学会年次大会)に参加してきました。

 

Nice(ニース)はフランスのコートダジュールの中心地で、温暖な気候で非常に良いところですニコニコ

 

学会場はニースコンベンションセンター。

この会場はフランスでは大きな会場で、しかもコンベンションセンターとしては古いものみたいです。

 

講演内容や質疑応答はAAO(アメリカ矯正歯科学会)に比べると、手作り感のあるアカデミックな内容で、昔ながらの日本の矯正家としては、ホッとします。

 

また、ポスター発表や商社展示を見てもヨーロッパはアメリカに比べ、まだブラケット(歯に装着するツブツブ:いわゆるブレース)を付けて行う治療が絶対的に主流であることがわかります。

商社はアメリカでとは異なり、真面目にはてなマークブラケットを売りに来ていますほっこり

 

 

「AIがどんなに進んでも、最後は情緒が大切で、たとえ単純作業に思える仕事でも機械化に全て置き換わることはない!」とプレジデント誌に藤原正彦先生が書いておられましたが、矯正歯科治療も矯正歯科医の情緒と経験、さらには人間力に依る部分が大きいので、臨床経験と研鑽を積むことの大切さを肝に銘じたいと考えていますてへぺろ