東京都西東京市のひばりヶ丘にある「みむら矯正歯科」の院長 三村です。
ここのところ、読売新聞朝刊の「暮らし」欄の「医療ルネッサンス」という医療情報を扱う欄では口腔外科特集を組んでいます。
1月30日のものは「顎変形症」の特集でした。
顎変形症というと聞き慣れない方もいるかもしれませんが、「アゴが出ていて花王石鹸のマークのような顔」や「正面から見てアゴが曲がっている」、「アゴ無しの顔」などの方は咬み合わせを改善するために顎の手術をした方が良い場合があります。
顎変形症の傷病名が付くと健康保険で矯正治療も手術もカバーされます。
この手法を一般に知っていただくためには良い記事ではあるのですが、症例写真があまり良くありません
アゴの出た顔を手術によって、「アゴ無し」にしてしまっており、矯正歯科の立場からすると、あまり良い結果が出ているとは良いにくい状態の写真を掲載しています。
また本文中にも「矯正治療では歯の移動にそれを支えている骨が追いつかず、歯茎が下がる場合がある」という記載がありますが、医学的根拠がありません
読売新聞の医療情報部は比較的情報を持っている方々が多いのですが、おそらく口腔外科だけに取材をしているために、このようなことになっているのでしょう。
口腔外科だけで顎変形症の治療を行っているわけではありませんので、顎変形症の方々は力量のある矯正歯科医との協力関係の下で手術デザインをしていただくことをお勧めします。
そのような矯正歯科医は力量のある口腔外科医とチームを組んでいることが多いです

ここのところ、読売新聞朝刊の「暮らし」欄の「医療ルネッサンス」という医療情報を扱う欄では口腔外科特集を組んでいます。
1月30日のものは「顎変形症」の特集でした。
顎変形症というと聞き慣れない方もいるかもしれませんが、「アゴが出ていて花王石鹸のマークのような顔」や「正面から見てアゴが曲がっている」、「アゴ無しの顔」などの方は咬み合わせを改善するために顎の手術をした方が良い場合があります。
顎変形症の傷病名が付くと健康保険で矯正治療も手術もカバーされます。
この手法を一般に知っていただくためには良い記事ではあるのですが、症例写真があまり良くありません

アゴの出た顔を手術によって、「アゴ無し」にしてしまっており、矯正歯科の立場からすると、あまり良い結果が出ているとは良いにくい状態の写真を掲載しています。
また本文中にも「矯正治療では歯の移動にそれを支えている骨が追いつかず、歯茎が下がる場合がある」という記載がありますが、医学的根拠がありません

読売新聞の医療情報部は比較的情報を持っている方々が多いのですが、おそらく口腔外科だけに取材をしているために、このようなことになっているのでしょう。
口腔外科だけで顎変形症の治療を行っているわけではありませんので、顎変形症の方々は力量のある矯正歯科医との協力関係の下で手術デザインをしていただくことをお勧めします。
そのような矯正歯科医は力量のある口腔外科医とチームを組んでいることが多いです

