この裁判は、ここに来て起こったものではなく株主総会の前から、進行していた。ただ、マスコミは、当然、こうなることを知っていて「お家騒動第2幕」として大々的に報道する予定だった。私のところにも、株主総会時に電話取材に応じたフジテレビの担当者から、何か情報はないかと問い合わせのメールが来たほどだ。
ゼミの後輩の久美子さん寄りの私だが、正直この裁判、少々分が悪いと感じている。裁判所が間に入ってなんとか和解の道を探ってほしいと思っている。
それより気になっているのは、別のことだ。雑誌「選択」7月号の記事7月3日.
新聞朝刊各紙に大塚家具の全面広告が掲載される予定だか、朝日新聞だけ外されるとのこと。理由は朝日が批判的な記事を書いたからだという。勝久前会長が会社を去り、耳の痛いことを言う者がなくなり、権力を掌握した久美子さんが女帝化してはいないかと案じている。
TBS系(JNN) 7月13日(月)12時42分配信
大塚家具の経営権をめぐる争いで、親子対決の第2幕が法廷で繰り広げられました。今年3月の株主総会に続いて、創業者の父と社長である娘が直接対決しました。
「会社も難しい時期だったので、貢献できればと社長を引き受けました。親が作った会社を守っていこうとやったことが無にされ、残念で情けない思いです」(大塚家具
大塚久美子社長)
13日の裁判で、父親の勝久前会長を前に厳しい言葉を繰り返した久美子社長。「親子対決」の第2幕が13日、法廷で繰り広げられました。訴状などによりますと、勝久前会長は2008年、久美子社長が役員を務める一族の資産管理会社「ききょう企画」に、保有していた大塚家具の株式130万株を譲渡する代わりに、15億円で社債を引き受けました。しかし、「期限までに社債が償還されなかった」として、15億円の支払いを求めています。13日の裁判では、まず、久美子社長が全面的に争う姿勢を示しました。
「本質的な事業承継のため、親が作った会社を守っていこうとやったことです」(大塚家具 大塚久美子社長)
久美子社長は15億円の支払いについて、家族会議で「期限は自動的に延長する」と決まっていたとしたうえで、「原告(勝久前会長)もうなずき、同意していた」と主張しました。
「家族一体となって、その時は信頼関係がありました」(大塚家具 大塚久美子社長)
証言を終え、久美子社長は傍聴席へ。続いて行われた次女の証人尋問では、「両親に裏切られた」との言葉に久美子社長が涙を浮かべる場面もありました。
一方、勝久前会長は午後、本人尋問で、時折、声を荒らげ、興奮気味にこう証言しました。
「償還期限について自動延長の約束はしたか」(弁護士)
「してません」(勝久前会長)
「ききょう企画に株を譲渡したら売りにくくなると考えませんでしたか」(弁護士)
「だったら、なぜ私を追い出したんだ」(勝久前会長)
「質問をよく聞いてください」(裁判長)
「久美子氏について許せないことは?」(弁護士)
「経営の方向だけです」(勝久前会長)
「社債とは関係ないですか」(弁護士)
「関係ないです。ただ、利用したことは確か。私が教えてほしい。何があったかわからない」(勝久前会長)
勝久前会長は、大塚家具の株式18%を保有する筆頭株主。別の裁判では、「ききょう企画」から久美子社長に株式189万株が不当に移転されたとして返還を求めていて、その行方次第では影響力がさらに増す可能性があります。
13日の裁判、父と娘は、結局、一度も目を合わせませんでした。(13日17:24)