久美子社長「父の主張は牽強付会で無理がある」
産経新聞 2月26日(木)20時57分配信
株の委任状争奪戦に質疑が及び、久美子氏は昨日も勝久氏と会ったことを明かす。
■理想的とは言い難い
--大株主の勝久氏と対立してまでやることがスムーズな移行か
久美子氏「今回は理想的とは言い難いのは確かだと思うが、この移行は創業者だけではなくて組織、ステークホルダー全体の問題なので、全体を考えたときに総合判断として可能な選択肢で最もスムーズだと思う」
--勝久氏は委任状争奪戦も辞さない構えだが、大株主への接触は 久美子氏「当然同じようなことをしなければいけない。すでに(接触)しています。私どもはこの中期経営計画と、計画に書かれていない経営方針も含めて株主には十分ご理解頂けると思う」
--すでに賛同を得た大株主は
久美子氏「ここでは回答を差し控える」
--勝久氏が主張する、社長の自主的退任が従業員の総意というのは本当か
久美子氏「質問に答える立場にない」
--どうしてですか
久美子氏「人の意思をはかるのは難しいし、社員のプライバシーも尊重したい」
--勝久氏と最後に会ったのはいつか
久美子氏「昨日です」
--勝久氏の会見の後ですか
久美子氏「そこまで詳しく申し上げる必要はないので、差し控える」
■勝久氏の主張は“牽強付会”
--勝久氏は久美子氏が話を聞いてくれなかったと言っていた
久美子氏「非常に残念なことだと思う。コミュニケーションの努力はしてきている。皆様方は今日の説明とは違う経営方針を私がとっていると理解していたと思うが、この考え方はこの5年間繰り返し社内でも役員会でも話してきた。それが理解されないのはわたしの力不足もあると思うが、結果的に理解されなかったのは非常に残念に思う」
--ある種の騒ぎと言ったが、これは経営方針の相違か、お家騒動か。一体何なのか
久美子氏「私自身は本来、経営方針の選択の問題だけで騒ぎが起きることはあり得ないと思う。本来は粛々と株主総会や取締役会で取り扱うべきで、イレギュラーな形で取り扱われるのは非常に遺憾だと思う」
--この騒ぎはいつ終わるか
久美子氏「おそらく株主総会で結論は出ると思う」
会見開始から1時間が経過し、ここで司会が「これで会見を終わらせて頂きます」と打ち切ろうとする。記者から抗議が出ても司会はあくまで終了を告げるが、久美子氏が司会を制して答える。
--質問切らないで答えたほうがいいのでは。コンプライアンスの問題とは
久美子氏「最後と言ったが、一つだけお話ししたいのでお答えする。冒頭きちんとお話ししてコンプライアンスの問題は説明しているが、昨日提訴があったと聞き及んでいる。新聞報道で見る限りは、そもそもの事実認識に誤りがある。ききょう企画に対する勝久氏の社債返還訴訟はすでに裁判所に係属している。その中で粛々と手続きも進んでいる。今般改めて私的な問題を上場会社のコンプライアンスの問題と結びつけるのはある意味『牽強付会(けんきょうふかい=都合の良いように無理に理屈をこじつけること)』、無理のあることだと考えている。この問題は法的瑕疵の問題はない」
--事実認識に誤りがあるとは
久美子氏「お調べ頂ければ裁判所などで分かると思います」
ここで司会が1時間超の会見の終了を告げ、久美子氏は多くのフラッシュがたかれる中、会場を退出した。
(完)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150226-00000572-san-bus_all