4月の景気に関して初めての政府の指標が出た。堺屋太一さんが生みの親の街角景気だ。
4月の落ち込みは想定内との記事をよく新聞で見るが、街角景気を見るともっと厳しかったようだ。
4月は、好況かどうかの判断の目安になる現状判断指数は15ヶ月振りに50を割り込んだ。
一方、2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は15.6ポイント上昇の50.3だった。上昇幅は過去最大。
今回の消費増税の影響が長引くのか、回復に向かうのか、セブン・アンド・アイHDの鈴木敏文会長が言うように、6月の状況を見て大体の潮の目がわかるという見方が的を得ているのではないだろうか。
内閣府が十二日発表した四月の景気ウオッチャー調査によると、
街角の景気実感を示す現状判断指数(DI)は前月比16.3ポイント低下の41.6となり、二カ月ぶりに低下した。
下げ幅は比較可能な2001年8月以降、東日本大震災が起きた2011年三月(20.7ポイント低下)に次いで過去二番目の落ち込み。
消費税増税を受け、小売り関連を中心に「(三月までの駆け込み需要の)反動減がある」との声が相次いだ。
家計分野では「増税の影響か、四月半ばから二割ぐらい売り上げが落ち始めた」(北関東の製造業)との声や、
「反動減が予想より厳しい。二~三カ月で回復する基調にはみえない」(東海の自動車販売店)などの懸念が示された。
一方、2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は、15.6ポイント上昇の50.3だった。上昇幅は過去最大。
これらを受け、内閣府は街角景気の基調判断を前月までの「緩やかに回復している」から、「緩やかな回復基調が続いているが、駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きもみられる」と2013年6月以来、10カ月ぶりに下方修正した。先行きについては「緩やかに回復していくと見込まれる」とした。(東京新聞)