<みずほ銀>暴力団融資 当時の頭取も放置 トップ進退にも | 21世紀のケインジアンのブログ

21世紀のケインジアンのブログ

金融・経済と時事問題を取り上げています。いろいろなコメントやメッセージをお待ちしております。

この問題は、当初「半沢直樹」のように責任を押しつけられそうになっていた担当役員の常務が私の第一勧銀時代の同期で友人なので、個人的に大変興味があり、追いかけてみたい。

この会見はとにかく謎の残る説得力に欠ける会見だった。どこまで出てくるかは分らないが、真相を待ちたい。


毎日新聞
 10月8日(火)20時52分配信


みずほ銀行が信販会社を通じた暴力団員らへの融資を放置していた問題で、同銀行の佐藤康博頭取(親会社のみずほフィナンシャルグループ=FG=社長を兼務)が8日、問題発覚後に初めて記者会見を開き、2010年7月時点で、問題融資について当時の西堀利頭取にも報告が上がっていたことを明らかにした。また、佐藤頭取自身も11年7月のみずほ銀の取締役会などに出席し、問題融資の存在について知りうる立場にあったことも明らかになり、経営トップの進退問題になる可能性も出てきた。

 

問題融資を把握していたのが「担当役員まで」との従来の説明と異なり、金融庁に対しても事実と異なる報告をしていたことになり、みずほのずさんさが改めて浮き彫りとなった。


 みずほ銀行は8日、社外の弁護士でつくる第三者委員会(委員長・中込秀樹弁護士)を設置し、問題融資の原因究明を進める。佐藤頭取は自らの経営責任について「グループの責任者として、問題融資を知りうる立場であり、責任があると思っている。責任については、第三者委員会の判断を待って決める」と述べるにとどめた。


 今月4日にみずほFGの法令順守担当副社長が記者会見した後、7日夜の西堀氏への聴取や社内調査などにより、問題融資を把握していたことが判明した。西堀氏は聴取に対して、10年9月のオリコに対する出資比率引き上げを控えた10年7月の段階で、「オリコの提携ローンの問題を認識し、反社会的勢力に対する対応の改善策を検討した」と話しているという。また、後任頭取の塚本隆史みずほFG会長(みずほ銀会長)に、オリコの問題融資が引き継がれたかどうかについて調査を続けている。


 11年2月から12年1月までに開かれた、みずほFGとみずほ銀のコンプライアンス委員会と取締役会の計8回の会議で、問題融資の資料が提出されていたことも明らかになった。
それぞれ10人前後が出席し、問題を認識できたのは「数十人」(佐藤頭取)に上っており、組織ぐるみの隠蔽(いんぺい)が濃厚になった。

 
佐藤頭取も11年7月のみずほ銀の取締役会などに出席。佐藤頭取は問題融資について「知りうる立場にあったが、問題の本質を認識するには至らなかった」と釈明。結局、今年3月に金融庁の検査の過程でようやく問題を把握したという。佐藤頭取は問題の処理に専念するため、産業競争力会議の民間議員など全ての公職を辞任することを表明した。

 ◇追加行政処分 金融庁が検討

 7日に元頭取関与の報告をみずほから受けた金融庁は8日、「当庁への報告において、事実と異なる報告を行っていたことは極めて遺憾」とコメント。故意に事実と異なる報告をしたのか、検査忌避の有無を含めた調査を進め、追加の行政処分も検討する。【工藤昭久】