検察、班目氏を任意聴取…原発事故対応の告発で
読売新聞 2月3日(日)10時51分配信
東京電力福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷容疑などで刑事告発されている内閣府原子力安全委員会(廃止)の班目(まだらめ)春樹・元委員長(64)について、検察当局が任意で事情聴取したことがわかった。
同様に告発されている事故時の東電トップらの聴取も進んでおり、検察は早ければ3月にも立件するかどうか判断するとみられる。
班目元委員長は、2011年3月11日の事故直後から首相官邸や原発で菅首相(当時)らに事故の対処法や避難範囲などを助言。同23日には、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI(スピーディ)」を使った拡散状況の試算を公表した。
これに関し、告発状は「試算の公表が遅く、多数の住民を被曝(ひばく)させた」としたほか、「安全委員長として津波対策を怠り、事故を招いた」と指摘している。