東電がパーティー券を購入していた計10人の国会議員が判明した。自民党、保守系議員はなるほどなと思われる人たちばかりである。一方、民主党の3名のメンバーはなかなか興味深い。小沢一郎は東電幹部の囲む会があるので当然と言えよう。仙石由人は、口を開けば「原発再稼働」を言っていると思っていたが、なるほどこういうつながりがあったのかと改めて納得だ。
最も注目すべきなのは、枝野経産相(前官房長官)である。この人は、何かあると電力会社に厳しいことを言うのだが、後になって、その発言が後退することがよくあるからだ。どうしてなのか不思議に思っていたが、こういう背景があるのかと驚いた。現状では、電力会社の味方なのか、厳しく適正に対応しているのかその立場がよく分からない。どっちかハッキリさせてほしい。今後の、枝野経産相の電力会社に対する発言には十分注意する必要があるだろう。
東電、10議員を「厚遇」 パーティー券を多額購入
東京電力が電力業界での重要度を査定し、自民、民主各党などで上位にランク付けしてパーティー券を購入していた計10人の国会議員が判明した。電力会社を所管する経済産業省の大臣経験者や党実力者を重視し、議員秘書らの購入依頼に応じていた。1回あたりの購入額を、政治資金収支報告書に記載義務がない20万円以下に抑えて表面化しないようにしていた。
また、東電の関連企業数十社が、東電の紹介などにより、多数の議員のパーティー券を購入していたことも判明した。
複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていた。2010年までの数年間の上位ランクは、いずれも衆院議員で、自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だった。
asahi.com 2012年1月8日