保安院が原発反対派を排除して「耐震性は十分」と強引に決めた会議はやはり「スケジュール先にありき」 | 21世紀のケインジアンのブログ

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 さる18日に、ストレステストの内容を原子力安全・保安院が「耐震性は十分」と決めた会議を強行しましたが、警察を呼び原発反対派を強引に排除して無理矢理会議を開催する様子を見て、随分無理をするな「先にスケジュールありき」ではないかと思っていましたが、やはりそうでした。それから間もなくの23日、IAEAの専門家らが、そのストレステストの妥当性を検証するために、来日したのです。 

 

 こんな、見え見えのくさい芝居を打つくらいなら、正直に、「IAEAの専門家が、ここで決めるストレステストの妥当性を検証するために、23日に来日するんです。だから、なんとしても、今日、結論を出さないといけないんです。」と正直に言った方が、好感を呼ぶのではないでしょうかね。

http://www.youtube.com/watch?v=1Nl70eJhWFg

IAEAの専門家ら来日 ストレステストの妥当性を検証

産経新聞 1月23日(月)10時42分配信

定期点検中の原子力発電所に対するストレステスト(耐性検査)の妥当性を評価するため、国際原子力機関(IAEA)の専門家ら約10人が23日、来日した。すでに原子力安全・保安院が「耐震性は十分」と判断している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)などについて、改めてテストのやり方や評価方法が妥当だったかどうかを検証する。

 同日午前には、保安院でIAEA側と日本側の初会合を開催。IAEAのジェームズ・ライオンズ原子力施設安全部長は「生産的な議論を通じて包括的な評価をしたい。今後のストレステストへの参考にしてほしい」とあいさつした。 専門家らは31日まで日本に滞在。26日には大飯原発の現地視察も行う。

しかし、来日したIAEAは、原発推進派の期待を裏切るかのように下のNHKニュースで、IAEAはテストの検証はしない。テスト結果を保安院が審査した、その審査の”方法”だけを検証するだけ ということをIAEA自身が明確に発言している。審査”内容”の検証ですらないらしい。IAEAに原発再稼働のお墨付きをもらおうとする原発推進派の動きはどうやら失敗したようだ。

IAEA 運転再開は日本の判断で;2012.2.23 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120123/k10015479221000.html

(IAEAの)団長は「私たちの調査は、テストの審査方法が適切かを判断するためで、原発の運転再開は日本政府が責任をもって判断すべきだ」と述べた