野田佳彦首相の就任後2回目の被災地福島視察のNHKニュースを見た私は我が目と耳を疑った。信じられない光景であった。何と野田首相が、大玉村の仮設住宅で、福島県産の米のおにぎりをほおばり、首相と似た体形のタレントのギャグ「まいう~!」を連発したのだ。
本人はウケを狙ったのだろうが、「まいう~!」を連発した野田の周りにはしらーとした雰囲気が漂っていた。もう少し、ましな人かと思っていたが、もうダメだ。放射線被害に苦しむ被災地福島で、米の安全性をアピールするつもりのパフォーマンスとして、「まいう~!」を連発したのだろうが、これはひどい。福島の人をバカにしている。TPOもわきまえずこのようなKY発言をするとは、とんでもない。菅前首相が同じ事をしていたら、マスコミから集中砲火を浴びていたに違いない。本人は真面目で腰が低く、庶民派だが、これではダメだ。品格の問題である。総理失格だ。
<福島で「まいう~!」/首相視察三昧>
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111018/plc11101821220019-n1.htm
<野田佳彦首相は18日、就任後2回目の福島県視察を行った。首相は報道陣が要求する「ぶら下がり取材」を拒みながら、都合よく宣伝しやすい“視察パフォーマンス”を繰り返す。この日も記者団の質問を3問だけ受け、一方的に原発事故対策を宣伝した。
「まいう~!」
http://www.youtube.com/watch?v=Izd2mD9VHa4
http://www.youtube.com/watch?v=spaFsGt1oyQ
首相は18日、大玉村の仮設住宅で、福島県産の米のおにぎりをほおばり、首相と似た体形のタレントのギャグを連発。首相官邸で福島県産の米を使うことを約束した。>
言うまでもなく「まいう~」は巨漢タレントの石塚英彦がテレビ東京系列の番組『元祖!でぶや』で使い始めたギャグである。言葉をひっくり返すこうした慣習はテレビ業界によくあるものだ。ハワイをワイハ~、銀座をザギン、などである。あまり上品な表現とは言い難く、タレントがギャグで使うのならまだしも一国の首相が、それも被災地でコメの風評被害に悩んでいる人々を前に連発するものではないだろう。ダメだこりゃ。外見とは違ってあまりにも軽すぎる。