マスコミが報道しない驚くべき首都圏の放射能汚染の実態 | 21世紀のケインジアンのブログ

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市民団体 「放射能防御プロジェクト」が独自に測定した首都圏の放射能汚染の実態がこれだ。



「放射能防御プロジェクト」は放射性物質による食品汚染や健康被害を懸念する市民らが結成。5月中旬から約1カ月半かけて、東京や千葉、神奈川、埼玉などの土壌を採取し、民間の検査機関に放射性物質の含有量や分析を依頼。その結果をまとめた。

http://www.youtube.com/watch?v=j4eOJoz-IIs


結果公表の会見に同席した医師の土井里紗氏はこう言っている。
「首都圏はチェルノブイリ事故のような汚染はない、とされてきたが、(調査結果は)それを否定するものだ」。と。

http://doc.radiationdefense.jp/dojyou_map.pdf


チェルノブイリの4段階の非難基準を基に首都圏の地点別のセシウムの合計値の実態を公表しているが、見るのも恐ろしい程である。千葉県の柏、松戸や東京の葛飾区、足立区などの一部には放射線量の高い地区があること位はこれまでも一部で報道されているが、この調査によればそんなに甘いものではない。


 程度の差こそあれ、首都圏の殆どがまだら状に汚染され、避難が必要ないし、要注意区域になっていることがわかる。このような重要な情報がマスコミで全く報道されないのは「3000万人が住む首都圏でパニックが起こってはいけない」という報道の自主規制であるとしか考えられない。

http://www.radiationdefense.jp/investigation/metropolitan