ホ・オポノモノはヒューレン博士によって世界中に広められた。ホ・オポノモノに関する本も数多く売れている。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許して下さい」「愛しています」の4つの言葉を唱え続けるだけで、成功したり、悩みや自分が抱えている問題が解決するという魔法のような方法だと言う。
今や、セッションやセミナーで世界中を飛び回っているヒューレン博士の二日間のセッションが神戸であるというので、母親と弟が一緒に行こうと誘って来た。
しかし、正直、私はあまり気乗りしなかった。
なぜなら、ホ・オポノモノに関する本を何冊か読み、4つの言葉を唱えても、本で紹介されているような例のように私の悩みや抱えている問題はなんら解決しなかったからだ。
それでも、二人が熱心に誘うので、とにかく、行ってみることにした。
セッションに行ってみると、全国各地ばかりでなく、海外からも参加された総勢約1000人の人が会場に集まっており、びっくりした。
セッションでは、テキストを基にホ・オポノモノとは、何か。
神聖なる存在(神)、超意識、ウニヒピリ(潜在意識)、と自分との関係を解説し、
悩みや、問題が起こるのは、本来、神聖で完全な存在であり、無の状態であり、光輝く魂を持っている人間が想い・行い・怠りなどによって自分の中の潜在意識(ウニヒピリ)が曇ったり、汚れたりするからだという。
ホ・オポノモノとは、その曇ったり、汚れてしまった自分の中の潜在意識(ウニヒピリ)をクリーニング(浄化)し、
人間が本来、神聖で完全な存在であり、光輝く魂を持っている状態に持ってゆくための方法であると言う。
人間の魂が、そのような本来の状態になれば、潜在意識(ウニヒピリ)を通して、答えや解決方法は、いつのまにか神聖なる存在から与えられ、悩みや問題も解決してゆくのだという。
セッションでは、いろいろなクリーニングの方法を紹介しながら、ヒューレン博士が一番奨めるクリーニング
方法である「ホ・オポノモノ 12のステップ」(時間として40分~50分位かかる)をみんなで何回も一緒に唱えた。
そして、その間に、ヒューレン博士に直接、何でも質問でき、博士が丁寧に答えてくれる。いろんな人の質問とそれに対する回答は、それそのものが自分の学びになる。
初日の、最初の頃である。ある男性がヒューレン博士に質問した。
その男性いわく、「私は博士の本を何冊か読み、もう半年も、4つの言葉を唱えていますが、私の悩みや問題は一向に解決しません。一体、いつになったら効果が出るのでしょうか」
その男性の質問を聞いて、私は、ヒューレン博士が一体どう回答するのか聴こうとして思わず、身を前に乗り出した。なぜなら、最初に書いたように私もその男性と同じ疑問を持ていたからである。
その問いに対してヒューレン博士は、以下のように回答した。
「人間の本来の姿、魂のあり方になるために、井戸を掘るようにひたすらクリーニングし続けること。それが大切です。ホ・オポノモノは結果を求めるものではありません。結果主義ではありません。特定の結果や何かを求めてクリーニングしても意味はありません。そのような態度は、結局、自分ががっかりすることになります」。
ヒューレン博士の回答の後、会場は一瞬静まり、質問をした男性はじめ会場の一部には、失望を感じた人もいたように私は感じた。
しかし、意外なことに、私はヒューレン博士のその回答になぜか失望することはなかった。むしろ、ひたすらクリーニングしてみようと心に思った。それは、言葉や理屈では説明できない自分の目の前でなされたヒューレン博士とその男性のやり取りを自分の感覚で感じた私自身の答えであった。
セッションは、ヒューレン博士が一番奨めるクリーニング方法である「ホ・オポノモノ 12のステップ」を、その後もみんなで何回も一緒に唱え、そして、その間に、ヒューレン博士と参加者との質疑応答というスタイルで2日間続いた。
ここでの学びは、ホ・オポノモノとは何かという考え方の本質を提唱者であるヒューレン博士から直接聴けたこと。そして、クリーニングを行う上で、自分と一体であり自分と神聖な存在をつないでくれるウニヒピリ(潜在意識)というものの重要性である。
私と同じように感じた人が多いのか、休憩時間に販売コーナーで多くの関連書籍が売られていたが、殆どの人が、ヒューレン博士の「ウニヒピリ」の本を求めていた。
こうして、二日間のヒューレン博士のセッションが終了した。
驚いたのは、セッションが終わった翌日のことである。
朝、起床すると、何もしていないのに、頭の天辺から足の先まで、全身がさわやかで、清々しい感覚に浸っていた。頭も心も同様にさわやかで清々しかった。この感覚は不思議なことに翌日の終わりまで二日間続いた。
ああ、あのヒューレン博士をはじめ1000人の人たちで行われたセッションの間に本当にたくさんのクリーニングを受けたのだと思う。
三日目から、その感覚は徐々に薄れていった。それは、セッションが終わってから私がクリーニングをしなくなったからだと思う。
昨日から、ヒューレン博士が一番奨めるクリーニング方法である「ホ・オポノモノ 12のステップ」を再開した。
母と弟は、それぞれ、時間の許す方法でクリーニングを続けているらしい。
そして、このブログは、セッションが終わって、二日間、何もしないのに(おそらく、セッションの間にみんなで行ったクリーニングの恩恵だろう)全身がさわやかで、清々しい感覚に浸っていた。頭も心も同様にさわやかで清々しかった。その体験に甘えてしまって、セッション終了後、クリーニングを怠った自戒と反省の念を込めて書いている。