【チェルノブイリ原発事故】
86年4月26日、旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で発生した、世界最悪の原発事故。運転員の判断ミスなどから、原子炉が融解、爆発した。放出さるた放射性物質は、広島に投下された原爆の400倍にも相当。爆発による多数の死者に加え、消火作業や“石棺”と呼ばれるコンクリート詰め作業でも、被爆者が続出した。また、原発から半径30km圏内の住民は強制退去させられ、同圏内は居住禁止区域に。200km以上離れたところでも高濃度汚染地域が広がるなど、甚大な被害を与えた。(INESレベル7)

【スリーマイル島原発事故】
79年3月28日、アメリカ・ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生。冷却系機器の故障に運転員のミスが重なり、メルトダウン(炉心融解)に陥った。冷却水の給水回復で奇跡的に死者を出すことなく事故は終息したが、その後、世界中で反原発運動が高まった。同事故は国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当する。

【ウインズケール原子炉事故】
57年10月10日、イギリス北西部のウインズケール原子力工場で発生した、世界初の原子炉重大事故。原子炉2基の炉心が加熱、炎上し、16時間燃え続けた。火は放水によって消し止められたが、水蒸気とともに放射性物質が大気中に放出。近隣住民が被曝した。火曝量は一生涯の許容量の10倍にも達し、多くの住民が白血病で命を落とした。