去る12月12日
母が78年に渡る生涯の幕を静かに閉じました。
癌による化学治療を長年続け、苦しい副作用と闘ってきました。
一時は寛解しましたが、去年別の形で再発。先月、母のリクエストで通院しながらの化学治療をやめ、自宅療養にしました。
僕も仕事の合間などなるべく時間を作り、実家へ会いに行きましたが、突然このような事になってしまい、本当に本当に無念です。悔しくてたまりません。
しかし、母は大好きな自宅で最期を迎えたかったので、良かったと納得しています。
当日は妻と実家に駆けつけ、看取る事が出来ました。
そしてナレーション収録前まで出来るだけ側にいました。
こういった状況でナレーション収録にどう臨めるだろうかと一瞬考えましたが、母はナレーターである僕の最高最強の応援団長だったので、落ち込んじゃいけない。前を向いて全力で取り組みました。
亡くなる前まで心配していたベルマーレもJ1残留を決められました。
数ミリグラムくらいチカラになってくれたのではないでしょうか。感謝しています。
母の強いリクエストで葬儀は行わず
近親者のみで昨日午後に火葬を行いました。
火葬が終わるまで、友人、会社関係、仕事関係など、皆さんには伝えず、香典等も辞退させて頂きました。
これも母のリクエストです。
なかなか気持ちの整理がつけられないですが、これからも前を向いてたくさんの人に喜んでもらえるよう、夫婦共々全力で頑張っていきます。
最後に
僕を産んでくれてありがとう。
いってらっしゃい。またね。
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