ただいまー。
女川から三陸道経由で1時間…再び帰って来た。
三陸に来たら必ずココ「南三陸ホテル観洋」に宿泊している。
部屋から望む志津川湾。
先日の台風などの影響で「三陸コバルトブルー」は若干濁っていた。



まずは温泉!


大浴場入口には、あす朝の日の出時刻が掲示されている。
毎回日の出風呂にチャレンジしているが、起きれる自信が…


ひと風呂浴びたら…


見よ!三陸の美味いものづくし!


妻は3度目の南三陸だ。



至福のひと時。


ふかひれにカキ、アワビなどなど…
地元三陸ならではの逸品に舌鼓。

今夜は日付けを跨ぐ事無く就寝となった。



翌朝。
日の出風呂はやはり失敗(笑)
ぐっすり眠った。
朝日が志津川湾を優しく照らす。



ベランダにウミネコ。
朝は結構飛来する。


朝食を済ませチェックアウトする前に、ホテルが運行している「語り部バス」に乗車。
「あの日」何があったのか。どう行動したのか。次また何か起こった時に悲劇をなるべく最小限にするために、あの時得た数々の教訓を伝えるバスツアー。
風化させてはならないのだ。


志津川や戸倉の街を約1時間かけて廻るのだが、訪れる度に道路が変わっている。
街並みにも徐々に変化が。
震災遺構は数少なくなり、土地もかさ上げされ、防潮堤も出来つつある。

戸倉地区は巨大な防潮堤や橋が建設中。
陸前戸倉駅周辺には何も無い現状。
来年また風景が変わっているかもしれない。

志津川地区は防災対策庁舎周辺は公園にするべく整備中。
だが、向かいの高野会館のブロックは手付かずの状態となっていた。
街の中心である「さんさん商店街」は観光客で賑わっていたが、その周辺はさほど変わってない印象があった。物産、グルメ、観光などの賑わい拠点が少ないのだ。
やはり女川とのスピードの違いを感じてしまうが、更なる賑わいを生み出していく方法はまだまだある気がする。

仙台から三陸道が気仙沼まで伸びて、高速バスなどで以前よりかは南三陸が近くなったが、鉄道に関しては震災以降、JR気仙沼線の鉄路復旧を断念しBRTバス運行のままでいくと決めたという。
地域住民の方々には痒いところに手の届くBRTかもしれないが、観光客としてはバスやレンタカーなど、クルマのみという選択肢しか無いのは、利便性の乏しさや行きづらさを抱かせてしまう気がする。
三陸沿岸の活性化の為に鉄路復活を願いたい…まずは志津川まででも。
いつの日か、あの素晴らしい三陸の絶景を望める観光列車に乗ってみたいものだ。


今回も南三陸ホテル観洋の憲子おかみはじめ、ホテルの皆さんの温かなおもてなしに心から感謝。
また来春あたりに来ます!

さぁ次なる地へ向かおう!
(自身の忙しさからなかなかアップ出来ずすみません💦)