「来年J1に観光に行く訳では無いので…」
残念ながら2010年のJ1は「観光」であったと言わざるをえない。
しかしそんな観光の中で、何を見つけ、何を感じ、何を気づかされたのかが重要だ。
最後まで諦めず、声を枯らして叫び続けたサポーター。
緩慢な試合運びに気持ちを削がれても、心が折れそうになっても信じ続けた。
選手たちは精一杯戦ってくれただろうが、勝利という形で応えることはできなかった。
本当に今季は無様だったと思う。
サッカーをさせてもらえぬままシーズンが終わってしまったのだから。
選手、スタッフ、サポーター…自分や仲間を信じ戦っていたのか?
「こんな思いをするなら、上がれなくてもJ2で昇格争いに絡んでた方がマシ」
という声も聞いたが、それは違う!
やはりJ1はJ1。
このステージで戦う為に苦しい10年を乗り越えて来たのだ。
だからまたJ1で戦いたい!
J1復帰へ向け、2011型に組み直して行く作業が既に始まっている。
諸々のダウンサイジングは避けられないが、その中でいかに賢くやり繰りし、J1復帰を狙って行くのか。
ワタクシは必ず出来るはずだと信じている。
だって我々は厳しいJ2での闘い方を十分知っているのだから。
さぁ、再び歩みだそう!
経験は永遠なのだ!