三村ロンド オフィシャルブログ『夕焼けロンちゃんは今!?』-DVC00791.jpg

湘南が昇格を決めた翌朝…強烈な激痛で目が覚めた。


左足ふくらはぎが「こむら返り」


エンライテンを服用すべきだった(笑)

土曜に90分間全力で跳びはね続けたからか。
涙を流しながら飛び起きた。

長い長い「伝説の一日」を振り返る。


土曜未明に帰宅し、ワールドカップのドローを見ていたら出発の時間に。

上野駅に急行し、早朝5時10分発の常磐線に飛び乗る。グリーン車で爆睡…

7時前に水戸到着。
サポーターさんと朝マックしてスタジアムへ。

ケーズデンキスタジアム水戸のアウェイゲート周辺には、すでにたくさんの湘南サポーターが。

底冷えのするスタジアム周辺。
10時開門の時にはもの凄い人数に。

張り詰めた緊張…
ゴール裏に陣取り、これから始まる「絶対に勝たなくてはいけない運命の90分」を待つ。

試合はいきなり水戸が立て続けに2点先行。

「もしかしたらダメかもしれない…」
と、心が折れかけそうになったが

「1点取れば必ず流れは変わる!」
と奮い立たせて全力で声援を送る。

前半のうちに田原、阿部のゴールで追い付いたのは大きかった。

後半早々、阿部のヘッドで勝ち越しに成功したのだが、キツかったのはそこからだった。長い長い30分だった気がする。

時計を全く確認せず、ただピッチを凝視。

主審がタイムアップの笛を吹いた瞬間、一気に涙腺がゆるみ号泣…

声が震えて「ベルマーレビッグウェーブ」が歌えず…

周りの同志たちと嗚咽しながら抱き合った。


ベルマーレに携わって7シーズン。
長く過酷だったJ2。
イロイロなことが頭を過ぎる…

ベルマーレを通じて素晴らしい仲間たちに出会えて、ホントに良かったと思う。

そしてワタクシにとっては「未知なる」J1へ…

今日が出発の日なのかもしれない。



「みんなで帰ろう、あの場所へ!みんなで作ろう、輝く新しい10年を!」




…2へつづく。