廃業寸前の卓球クラブのオーナーの娘である多満子(新垣結衣)が、かつての天才卓球少女の技術をもってクラブの再建を目指すスポーツヒューマン映画です。
久(瑛太)をはじめ、それぞれ事情を抱えたメンバーも一緒になって、全日本大会を目指す。
多満子と久は、恋に破れたもの同士、最初は反発していたが次第に惹かれあっていく。
王道は最高ですからね。てらわなくていいんです。
キャスティングは、ガッキーのかわいさは不動ですし、やさぐれた瑛太との組み合わせも新鮮。
2017年当時でガッキーは28歳、瑛太は34歳。いいですね、この年の差。
ドラマウォッチャーとしては、これ、ドラマで見たかったなあというのが本音。
初回と最終回は15分拡大で、全10回。
多満子と久が徐々に惹かれあっていく些細なエピソードを、キュンキュンしながら見たかったです。
瑛太さん演じる久って、年齢的なものもあってクールなんですけど、その久が気持ちの変化に葛藤でもだえる姿とか、単純に見たいですよね。それ見てもだえたいですよ。
ガッキーは間違いなくずっとかわいいでしょう。
広末涼子さんや遠藤憲一さんらの抱える事情も、もう少し見たかったですね。(最近はやりのスピンオフがあったら最高かも)
とはいえ、映画としてはそれらの事情を少ないカットで見事に表現されていて、分かりやすさは言うことなしです。
いつも思うんですけど、映画の2時間前後ですべてをまとめる脚本家さんや監督さんてすごいですね。
キャスティングでいえば、多満子たちがよく行く中華料理屋の中国人役の蒼井優。
出演シーンはさほど多くないのに、ものすごい存在感。爪痕残りしまくりで流石です。
蒼井優ちゃんは、この年、日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を取った作品で主演をされているのですが、この映画では完全な脇役。
主演も脇もこなせるって、強いですね。無敵じゃないですか。
たとえばガッキーが脇役って、違和感あります。
木村拓哉と同じく、国民が求める新垣結衣のイメージ像が崩しにくくなっている気も。
この映画での蒼井優ちゃんは、「休む時は死ぬ時よ!立てクズがぁぁ!」とカタコトで叫ぶんですけど、まじ最高でした。
できれば近いうち、やさぐれた新垣結衣を見たい。男にだらしないストーカー役とかどうですか。30歳を超えて、ここらでちょっと飛躍するガッキーに期待します。