窓から眺める景色は青い空だけ、白いBedに身を委ねありふれた日々を過ごす。まだ少し肌寒い季節、余り好きではない場所に閉じ込められた気がしてた。


窓から見える白い雲達春 夏 秋と姿(かたち)をかえる。桜の華の舞う季節小さな部屋から抜け出した夜、大きな宝物に出会ったの。


まだまだ素直な自分を出すのが苦手で、誰かに殻を割って欲しかった。過去と言う名の呪縛…心も身体も傷付いて、独りこの世で生きてきた。そんな時に出会った貴方。


あの頃は身体の事等考えず、貴方の傍に居たい。ただそれだけの真っすぐな愛情で、その愛が花開く事を願う夜日々だった。


時が過ぎ、貴方を分かれば解る程、貴方を思う程、離れる時間が増える程、失う恐さが生まれ、素直な自分が消えていくのを感じてる。見返を求めない気持ちが、本当の愛だと知りながら、信じて待てない自分を消したくなった。


そんな事を何度となく呟き続ける私に…彼はもう二度とそんな怖い夢は見せないよと・無邪気に笑い、愛を信じる様に私を抱く。

分かってる?普通の恋愛より難しい。


心は又病室のBedの中で、過去の景色に騙されて深い闇に堕ちていく。笑顔とPositiveな私らしさが…又殻に入りそうになる。

もう二度と見たくない夢…悪夢だけでは終わらね正夢。眠れない白いベッドで、不気味な色のFlashバックが眼を綴じるのを遮る。