メキシコのハロウィン「死者の日」がモチーフになった作品で、ひそかにこの風習が大好きな私はさっそく映画『リメンバー・ミー』を観に行ってきました。あ、ネタバレなしです~。
東京ディズニーシーにあるレストラン、ミゲルズ周辺は数年前までハロウィンシーズンに死者の日をイメージしたハロウィンの飾り付けがありましたよね。ガイコツに原色の絵の具でお花などが描かれ、祭壇にはフルーツなどがたくさん供えられます。
カラフルで華やかで可愛くて、西洋のハロウィンとも、日本のお盆とも全く違う雰囲気がとても好きなんです。この映画、絶対好きなやつ!と思ってたの

映画の感想は…すごく良かった!陽気なラテンの曲も、映像美も世界観も、ストーリーも登場するキャラクターも!全て良かったです。映画館で観て良かった~と思えた久しぶりの作品。
作中で流れる数々の曲はミゲルズで流れていたり、フルータファミリーが奏でていた曲に似ていて、またミゲルズに行きたくなりました。
陽気な曲にロウソクで明るく照らされた祭壇、カラフルな飾り付け、ご先祖さまが迷わず帰宅出来るようお花で作った道…。メキシコは死者との距離が近く、親しみを持っているんですね。日本のお墓や幽霊って、不気味で怖くて陰気な感じだから、国や文化によってここまで違うものなんだ~と興味深いものでした。こういう風習なら子供たちもお墓を怖がらないし、ご先祖さまや大事な人たちを身近に感じられて良いな

ひょんなことから死者の国に迷い込んでしまった主人公ミゲルくんが目にしたのは見たこともない美しい景色と、案内役をする不思議な動物たち。写真でしか見たことがなかったご先祖さまたちが明るく楽しく過ごしている様子は見ていて心踊ります。
そして、ミゲルくんの村出身の大物ミュージシャンが歌うヒット曲『リメンバー・ミー』は、映画終盤で、ある人物がある人に向けて作った大事な歌であると分かります。それを知ってから聞くリメンバーミーはまた違った歌に聞こえてきて…。なんと切なく、優しく、愛に溢れた歌なんだろうと涙が止まらなかった~

私はぶっちゃけ『インサイドヘッド』は全くハマらなかったけど、これは本当に好きでした!オススメです。見たのは字幕版でしたが、吹き替え版は松雪泰子さんと藤木直人さんとのことで気になります。
ちなみに本編の前にアナ雪の番外編ショートムービーが観られます。新しくなった王国での初めてのクリスマスにはしゃぐアナとエルサですが、村人たちと違い2人にはクリスマスの伝統がないことに気がついて…。
オラフの健気さ、クリストフのアホさ(笑)。エルサの衣装と魔法の美しさを楽しめました。
以上、とある休日の様子でした(笑)。映画観たい!と言うと、ご飯を食べてる間にサクッと席の予約とかしてくれるD氏。ありがたや~。