夢に少しでも早く近づこうと思ったら、日頃からものごとを言い切ることを習慣にしましょう。
言い切るということは、曖昧にしないということです。
夢を現実にするということは、曖昧としたものを明確にするという作業です。
言い切らないと何がいけないかというと、言い訳できてしまうことです。
『~かもしれない』『~くらいの日数でやろう』という表現を使っていると、そうでなかった際に突っ込まれた場合『だから、かもしれないといったじゃないか』『何日間とはいってないじゃないか』といって逃げることが出来てしまいます。
責任が伴わないということは行動が伴わないということです。
行動とは、責任が伴ってはじめて生まれるものなのです。
たとえば、何かやるべきことがあるときに『1週間くらいで終わらせようかな』と考えると焦点が定まりません。
焦点が定まらないということはゴールがぼやけているので仕上がりの質も落ちます。
1週間くらいということは言葉通り5日でもいいし10日でもいいのです。
やるべきことに大体の期日を設けた場合、前倒しで終わることはまずありません。
こういった場合は必ずといっていいほど後ろ倒しになります。
曖昧にしてしまうといくらでも怠けてしまうのが人間なのです。
1週間すぎてさらに1日経過すると『1日遅れてるんだから2日遅れても変わらない』という感覚になってどんどんと遅れることに対する感覚が鈍っていきます。
明確に『これを1週間以内にやる』と決めたときにはじめてその目的に向かって脳が動き出します。
この場合は最長で1週間となります。
どんなに遅くとも1週間で仕上げるための道筋が浮かび上がってきて、それに向けて行動するようになります。
現実は、言い切ったときにはじめて動き出すのです。