成功するためには成功者の真似をすればいいと言われます。
モデリングといわれたりするものですが、これは有効です。
しかし、大切なことが一つ抜けています。
それは、自分に合ったタイプの成功者の真似をする必要があるということです。
たとえば、コツコツ地道型のタイプが、天才肌の成功者の真似をしてもうまくいきません。
必ず途中で挫折してしまいます。
また、自分の育った環境や背景が似ているかどうかという点も、真似をする人物を選ぶ際の基準として大切です。
自分に似たタイプの人の方が、その人が歩んできて自分もこれから歩むであろう経験の想像がしやすく、さらに壁が現れたときも断然乗り越えやすいです。
身近に感じられるからです。
成功できるかどうかというのは、どこか遠くに漠然としてあったようなイメージを、いかに身近で具体的なものとしてとらえられるかどうかです。
また、同じタイプといっても誰しも完全に同じ人間は存在しないので、そのモデルをたたき台にして自分用にカスタマイズしていくプロセスが求められます。
そのまま真似して、100%再現できないのが面白いところです。
そして、その再現できない部分があなたのオリジナルとなり、魅力になっていくのです。