最高の選択 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

過去の自分の選択に後悔してしまうようなときに思い出したいのが、今までしてきたすべての選択は最高の選択だということです。


そのときどきで自分の能力や成長の度合いは違いますが、そのときどきのあなたの知識や力を総動員して決定をしているからです。


たとえば、上司が思い切って任せてくれた仕事で思ったような結果が出なかったとします。


その際に、『あのときもっとああしとけば良かった。新しい取引先を10社は開拓できるはずだったのに、5社しかできなかった。自分はなんて力がないんだ』と思ってしまうのはただ自己評価を下げるだけです。


その先に何の発展もありません。


しかし、その時の自分の力をフルに使って言い訳できないくらいに挑んだのであれば、それは最高の結果なのです。


『現状で最高の結果を出すことができた。でも別のアプローチをしたらもっといい結果が出ていたかもな。次回は必ず活かそう』と最高の結果が出せたと認識した上で次へ向けての反省点や工夫点を見出すことができれば、自己評価を高めた上で経験を次への肥やしにすることができます。


そもそも、『あのとき〇〇しておけば・・・』というのは〇〇した結果は誰にもわからないことです。


もちろんもっといい結果を出せていたかもしれません。


しかし、あなた以外の人が抜擢されて取り組んでいたら、大きな損失を出していた可能性もあります。


少なくとも、全力で取り組んだのであればそれはその時点では最高の結果なのです。


『あのとき、もっとああしていれば』『あっちを選んでおくべきだったな』というのは考えても仕方がないことなのです。


考えても仕方がないことに関して頭を悩ませることほど馬鹿げたことはありません。



出た結果はすべて最高だと考えられるようになると、自分を高めたままの状態で常に最高のパフォーマンスを発揮できるようになるのです。