第一印象とは別に、会う前から『あの人は悪い人だ』と思われている場合があります。
これは悲しいことではありません。
むしろ、ラッキーです。
相手の元々の期待値が低い分だけ、あたりまえのことをするだけでも『あれ?意外と良い人じゃん』という具合に好感度が上がるからです。
わかりやすい例えとしては、テレビに出ているような人に実際に会って話してみたらメディアで作られたイメージとはまったく違っていたというケースです。
毒舌ギャラだと思っていたら、対面では大袈裟なくらい礼儀正しくて驚かされたりします。
身近でも、たとえば会社で話したことのない強面な上司が自ら挨拶をしてくれたことで『意外と優しいな』という印象を与えます。
挨拶をするのは、一般的にはあたりまえと言われることです。
しかし、自ら挨拶をするようには到底思えない人に挨拶を自分発信で仕かけられると、驚きとともに嬉しい気持ちになります。
少し、相手のことを好きになるのです。
期待していた部分と実際の部分とのプラスのギャップが魅力になるからです。
自分に悪い評判が上がった場合は、好感度をアップさせるチャンスだと考えましょう。