忙しくなると、これ以上忙しくならないようにと仕事を避けようとしてしまいます。
これはもったいないです。
忙しいのは、成長できるチャンスだからです。
仕事で成長していこうと思ったら、自ら忙しくしていく時期も必要です。
場数をこなしていかなければならないからです。
会社員であれば、特に新入社員時代は率先して仕事を受ける姿勢を見せたり、自分からアポイントのノルマを作ってみたりと忙しくしていった方が先々のための肥やしにもなります。
仕事をしていく上で大切なのは、第一にスピードです。
1つの仕事を早く片付けることができれば、次の仕事にも早く取りかかることができます。
つまり、仕事が早ければ早いほど経験を積むことができるのです。
当たり前のように、経験を積めば積むほど成長することができます。
社会人は普通にしていてもとにかく忙しいです。
与えられた仕事をこなしているだけでも、あっという間に時間が過ぎていきます。
学生の頃に『忙しすぎるよ』といっていた自分はなんだったのかと思えてきます。
そのため、つい仕事量をセーブしてしまいがちです。
ここでセーブするのか詰め込むのかで差が生まれます。
面白いことに、忙しくなればなるほど仕事をこなすスピードは上がっていきます。
忙しくなればなるほど早くこなさなければならないので、工夫をしようと知恵を絞るからです。
高速で仕事をこなさなければならないプロセスで、自分の長所や武器が明確になります。
自分の長所が明確になって磨かれてくると、仕事はどんどんやって来ます。
仕事は忙しい人の元に集中するのです。
仕事を早くこなせるようになるとまた仕事を頼まれるので、結果としてどんどん集まってくるのです。
仕事が集中するとまたそれを早くこなさなければならないので、更に仕事をこなすスピードが上がっていきます。
こうして、忙しさから逃げずに取り組んで来た人は成長のスパイラルに突入するのです。