叱られたときにふて腐れないことが大切です。
たとえば、仕事でミスをして指摘されたときに『嫌だな。また叱られた。早く終わんないかな』と思ってしまうのはもったいないです。
叱られるというのは、怒りをぶつけられているわけではありません。
相手から教わっているのです。
ここで『叱られてる。早く終わらせよう』と思ってとりあえず『すみません』というのではなく、『では次はこうしてみます』『次はこうやってみようと思うのですが、どうでしょうか?』というように自分がその場で学んだことを踏まえて次のトライを提案することです。
これは叱った相手にとってはむちゃくちゃ嬉しいことです。
今後もどんどん教えてもらえます。
つまり、どんどん叱っていただけるのです。
考えてみればわかることですが、どうでもいい人に対してはいちいち叱りません。
どうでもいい人に大切なエネルギーを費やすことほどしんどいことはありません。
見放された人は、放置されます。
叱ってもらえないのです。
換言すれば、毎度毎度叱られる人は期待されているということです。
愛されているのです。
その愛に応えるために、工夫して次の行動を提案するのです。