学ぶ相手 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

教えたがり屋から学んではいけません。


真に力のある人は、絶対に人に教えたがることはありません。


なぜなら、自分は常に勉強不足だと考えているからです。


力のある人というのは、常に勉強しています。


勉強というものは、すればするほど『もっと必要だ』と思えてきます。


勉強することによって、自分がどれだけものを知らないかということがわかるからです。


勉強するたびに学ばなければいけないことがどんどん増えてくるのです。


一生かかってもすべてを学びきることはできないとわかるのです。


そうなると、好き好んで人にものを教えようという気持ちには到底なりえません。


自分の学びに終わりがないから、そんな暇はないのです。


つまり、やたらと教えたがる人は成長するのを諦めた人だということです。


自分より少し下に位置する人を見つけては、先生ごっこすることで成長できない自分の気持ちを埋め合わせようとするのです。


誰と出逢うかで人生が決まっていくように、誰から学ぶかによってあなたの能力も決まっていきます。


本物から学ぼうと思ったら、お金を払って学ぶことです。


本物であれば、真剣に教えを請う人に対してだけは教えてあげようと思います。


どれだけ熱意があるかということを見ているのです。


熱意というのは、お金です。


本物の人は自分が学んできたもの、教えてもらってきたことに敬意を払っているので適正な価格を求めます。


お金を払うことで真剣になれることを身を持って感じているからです


今あなたにお金がなければ、まずは憧れの人の発信から学んでいきましょう。


著書を読んだり、講演に参加したり、日々のブログを読んだりといったことです。


もしくは、憧れの人が自分の職場などの近くにいる場合は、行動パターンや立ち居振る舞い、口癖や考え方といったところまで漏れなく盗んでしまいましょう。



どんな環境に置かれていても、本気になればいくらでも本物から学ぶことができるのです。