読書は、戦いです。
本を読むという行為にピリオドを打つための戦いなのです。
『ヤバい。もうこんな時間だ。でも、あと1ページだけ』
やめようとしてもやめられないのが大人の読書なのです。
『あぁ。次の企画のために読んでおかなきゃ。これけっこう分厚いなぁ』というのは読書ではありません。
読書感想文のための読書は、子供の読書です。
正確には、偽物の読書です。
読書だけではありません。
『もうやめよう』と思ってもとまらずにうっかり徹夜してしまうものが大人の勉強です。
『あぁ。やらなきゃな』といって睡魔と戦いながら取り組むものは、偽物の勉強です。
偽物の勉強は、大学受験までに終了しているのです。