犯罪とは、なにも法に触れるものだけをいうのではありません。
抵触しない犯罪があります。
これが、一番タチが悪いのです。
交通事故の原因は、どちらか一方にあるとは限りません。
直前に危なっかしい運転をしていた車だったりします。
原因の原因を作った本当の犯人は、のんびり一家団欒で夕食を食べていたりするのです。
また、法に触れないギリギリのケースも危険です。
なぜなら、グレーゾーンの裏側では、嫌な思いをしている人が確実に存在するからです。
グレーというのは、限りなくアウトに近いのです。
後に、法律改正でアウトになる事例を見ていてもわかります。
逆に、合法であっても国家から許されないケースも存在します。
実際としても、また、客観的に見ても抵触していないのに捕まってしまうパターンです。
国家権力が相手の場合、残念ながら勝ち目はありません。
建前には、本質が含まれているということがわかります。