不器用な人が成功します。
不器用だと、あれもこれもと手を拡げていくことはできません。
一つに絞らざるを得ないのです。
これは、決して残念なことではありません。
不器用は、才能なのです。
不器用だと、尋常ではないくらいに遠回りをします。
そのため、『これだ!』と思うものに巡り合ったときの握力はとてつもないものになります。
適した分野との出逢いを逃さないのです。
すると、深堀せざるを得ません。
深堀するという行為は、結果的に多くの分野を掘っていくことになります。
砂場で深い穴を掘ろうと思ったら、広い穴を掘る必要があるのと同じです。
深堀のプロセスでは、さまざまなジャンルにぶつかります。
後に、全てが有機的に結びついていくのです。
天才とは、不器用に一点集中を貫いてきた人の結果を見て、周りが騒いでいるだけのことなのです。