天才は早死にするといいます。
しかし、実際のところ本人は長生きをしています。
『あの人は50歳で早死にだ』といいますが、当人からしたら100年どころか1000年も10000年も生きているのです。
そもそも、生きている長さというのは重要ではありません。
その間に何をやってきたのかということです。
1年間で100成し遂げる人もいれば、1年間で1も成し遂げない人もいます。
前者の10年は、後者が贔屓目に見て1成し遂げる人としても、後者の1000年です。
表面的な時間を見ていてはいけません。
その内に秘められた本質的な時間をみるのです。
5歳で死んでしまった人について『あぁ、あの子は5年しか生きていない。可哀相に』というのは、発言そのものが可哀相なのです。
それは、その人の主観でしかありません。
5年で本人独自の気づきを経て、次に生まれ変わって大事を成し遂げるのです。
もしかしたら、5歳の死に際に『あの人たちはだらだらと80年も生きて何やってるんだろう?』と思っているかもしれません。