望みが叶った時の幸福度は、それが叶うまでの期間と比例します。
叶うまでの期間が長ければ長いほど、叶ったときに感謝ができるのです。
そして、その感謝の継続力も強くなります。
仕事での出世、恋愛の成就、夢の実現、すべてにおいて例外はありません。
しんどい期間が長かった分だけ、その有り難さが身にしみるのです。
結果をつかむ握力が強くなるのです。
あっさり叶ってしまっては、そこには感謝がありません。
『出世って、こんなに簡単なんだ』
『恋愛って、やっぱり思い通りだな』
『夢って、なんだかんだ叶うんだね』
感謝がなければ、手にしたものは滑り落ちていきます。
到達までの道のりが主であり、結果は従です。
振り返ってみてわかるのは、叶うまでのもやもやした期間よりも楽しい時期は存在しないということです。
願望達成までのプロセスこそが、幸福の絶頂だったのです。