『あんな過ちを犯してしまったら、もう取り返しがつかない』
『生きているのが辛いです。光が見えないんです』
どれだけ名画と称賛される作品であっても、その光の部分が映えるようにするためには影の存在が必要不可欠となります。
光の部分だけでは、ただの白紙です。
影の部分が描かれていなければ、0点の評価が下されるのではありません。
まず、作品としてエントリーすることができないのです。
人生のすべてを費やした【あなた】という作品は、展示されることなくお蔵入りとなってしまいます。
人生も絵画も、同じです。
今まで光が見えなかったのは、影が足りなかっただけなのです。
良いことを味わうのと同じくらい、悪いことにも正面から臨み、存分に味わいましょう。
あなたにしか描くことのできない影を、どんどん足していきましょう。
将来、大好きなあの人が美術館に足を運びたくなるような作品に仕上げましょう。