『絶望的です。この先、光が見えません』
絶望した今、あなたは希望へと向かって歩みを進み始めました。
どん底から更に落ちることはできないのです。
後は勝手に這い上がっていきます。
楽しんで浮上していきましょう。
光の中にいると、案外、次にやってくる光は見過ごしやすいものです。
いま浴びている光よりも明るくないものは、光としてとらえにくくなってしまうのです。
今、あなたがどん底の真っ暗闇にいるのであれば、ラッキーです。
絶好調の人たちが見過ごしていくような小さな光でも、それはあなたの世界を大きく照らします。
流れ星のごとく、あなたの元へ降り注ぎます。
周りが±0として笑って見過ごすようなものも、あなたにとっては+100の出来事として降りかかるのです。
どん底に身を置くことで、チャンスをつかめる可能性は飛躍的に上がります。
どん底では、何かに縋りつこうと必死になります。
その必死な気持ちが、チャンスをつかむ握力を強くしていくのです。
チャンスへ対するアンテナの感度も、知らず知らずの内に研ぎ澄まされていきます。
どん底を経験した数と、訪れるチャンスの量は見事に比例するのです。
面白い物語の共通点は何でしょうか?
巧みに伏線が仕込まれているという点です。
どれだけ伏線が存在するかです。
今、苦しんでいるこの瞬間が、人生の伏線です。
あなたの人生という物語を決定づける要素は、どん底の経験であり、絶望の経験です。
人生において、無駄な瞬間はありません。
一見すると地味に思える瞬間も、後に、それらすべてが伏線となっていたことに気づかされます。
1の幸せが、伏線を通して10にも100にもなります。
絶望は、いつだって希望の始まりなのです。