3月の午後の木漏れ日が
世界をキラキラにして
歩く私の背中を押す

足元の緑の草は
明るい色に輝き
微笑みを誘う

人と自分を比べて
ボロ布のような心を
やさしく温める光

人と比べてはいけないと
わかってはいても
劣等感と自己嫌悪

3月の午後の木漏れ日よ
やさしくやさしく
温めておくれ