And I love her | 伽想詩

伽想詩

愛するものは猫と本と花......そしてantique

なでしこJAPANの如く女の子は強い

ママがペルシャでパパがエキゾなので

私のイメージでは大人しくて控えめな

部屋の隅で固まっているような姿を想像していたけれど

家に来たその日から少しも臆せず

子猫達と思いっきり遊んだり、お昼寝したり、まるで産まれた時から

ずっとここで育ったようなその姿に不思議な気持ちになった

すぐに名前も分かってくれて「べべちゃん」と呼ぶと

一瞬微笑んでゆっくりと歩いてきてくれる

全く違うとは分かっていても

本当に自分では納得して理解して分かっていると思っていても

ふとプーちゃんを想い出してしまう瞬間が有って

その都度私の心は温かい波にすっぽりと飲み込まれるような

何とも言えないゆったりとした心地よさに包まれる



プーちゃんは我慢強い子だったから

病気になっても辛くても私の前では弱音を吐かなかった

「大丈夫よ、ママ。明日になったら良くなるわ」

ずっとそう言っていたような気がする

自分の為なんかじゃ無く

私は何としてでも子猫達を守らなくてはいけないんだと思う

(もちろん大人猫達もね)

これから彼等と幾つもの、たくさんの春夏秋冬を共に過ごしたいから

欲張りな私、我侭な私は心からそう願う


そして私は彼女を愛してる ずっと


bebe is coming soon!