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確定申告は3月17日で最終日です!

みなさんお疲れ様でした爆  笑

 

確定申告シーズンを終えて、これはみなさんに共有したほうがいいかな?と思ったのがタイトルの内容です。

 

 

 

2024年所得税は一人30,000円の定額減税を実施

 

 

 

「定額減税」とは、あなたとあなたの扶養親族などの人数により算出される定額減税額 を令和6年分の所得税額及び個人住民税所得割額から差し引くことにより、所得税及び個 人住民税の負担を軽減する特例措置をいいます。

 

定額減税額は、次のイとロの合計額です。
 ※その合計額があなたの所得税額を超える場合には、その所得税額が限度となります。

イ 本人(居住者に限ります。) 30,000円
ロ 同一生計配偶者又は扶養親族(いずれも居住者に限ります。)  1人につき30,000円

 

 

仮に片働きで夫婦子供2人家族の場合は30,000円×4人=120,000円の減額とかなりの金額が一人の所得税から減額されました。

 

扶養人数が多いと所得税よりも定額減税のほうが多くなって源泉所得税0円、納付税額0円になる方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

定額減税で所得税0円なら医療費控除はしなくていい?

 

 

所得税が0円の場合、医療費控除などの所得控除を追加しても所得税の還付金額は増えません。

今回、確定申告のシミュレーションをしてみて還付金が増えないから今年は医療費控除しなくてもいいかなって思った人いませんか?

 

 

翌年損することになるかもしれません。

 

 

何故なら医療費控除は翌年の住民税の計算に影響するからです!

 

 

2024年に医療費控除をした場合は2025年の住民税が減ることになり、市区町村の各種手当の所得制限等の計算にも関係してきます。

 

 

所得税と住民税では微妙に所得控除の計算方法も違うので、所得税の納付金額で判断せずに、載せられる所得控除は全て記載して確定申告しましょう。

 

 

「しまった!納税0円でもう確定申告しちゃった!」という方は住民税の申告だけすることが今からでも出来ます。

 

 

住まいの市役所にお問合せください。