ご覧いただきありがとうございます。税理士のチヨです。

税理士・ファイナンシャルプランナーとして中小企業サポート、女性起業家支援を行っています。こちらのブログでは私の趣味である資産運用×子育て×マネー教育×起業について発信しています。女性経営者サポート、個人のマネー相談、セミナー講師や執筆のご依頼はDMから♪

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税理士として独立開業してお問合せが多くて驚いたことの一つが

65歳以上の定年退職した方の税務顧問・確定申告のご相談です。

 

 

開業するまで知らなかった、退職して起業する人がこんなに多いなんて!

今日は40代~60代の起業について深堀していきたいと思います。

 

 

 

 

 

シニア起業のメリット

 

シニア起業の最大のメリット定年退職後に年金以外の収入を得ることができることにあります。

 

厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、老齢厚生年金加入者の平均受給額は、令和5年度末時点で月額14万4629円、国民年金の場合、老齢基礎年金の平均受給額は同時点で月額5万7,700円です。

インフレ・物価高の昨今は年金だけで豊かな生活を送るのは不十分です。

 

 

 

 

年金受給制限に関係なく働ける

 

60歳以降に老齢厚生年金を受給しながら働く場合に、「老齢厚生年金の基本月額」と「総報酬月額相当額」の 合計額が50万円を超えた場合、年金額が支給停止 になります。 

 支給停止になるのは老齢厚生年金であり、 老齢基礎年金は減額されません。

個人事業主で働けば会社の厚生年金に加入することはありませんので上限を気にすることなく自由に収入を増やすことができます。

 

 

 

創業手帳より


 

 

 

どうやって収入先を見つける?

起業するからには収入先を見つけなければいけません。

その時役立つのがこれまで自分が培ってきた「経験、スキル、人脈」です。

40代、50代、60代で開業するとこれらが活かせるのが一番のメリットです。

 

これまで自分が会社で働いて得たスキルやを活かす

取引先やとプライベートで交流があった団体から仕事を請け負う

 

といったことで収入先を開業前から確約している方も多いです。

 

 

経験・スキル・人脈

 

 

将来起業することを視野にいれるなら今からこの3つを育てていきましょう。

 

 

 

 

 

40代・50代のうちから起業をはじめよう

 

定年退職した後に、1から起業準備を始めてもうまくいくかは一か八かの掛けになってしまうので早い段階から準備するとその分有利になります。

 

たとえば会社員で培ったスキルを活かし仕事を起業したいと思っているなら、

今から積極的に人脈を広げておく、可能なら個人で仕事を受けられないか打診するなど積極的に行ってもいいでしょう。

 

 

会社員の時とは違う職種や趣味を仕事にしたいと思っているのならば、今から起業に必要なスキルを身に着けていく必要があるでしょう。

スキルを身に着けるために通ったスクールで人脈が広がることもありますし、具体的にどのように始めたらいいかなどヒントになることが得られるでしょう。

 

 

 

おススメは週末起業

 

私はお給料という定期収入があるうちに週末起業をしてみることをお勧めします。

個人で収入を得る仕組みを今のうちから構築しておくとすごく楽になりますし、あれよあれよと会社員のお給料より儲かるなんてこともあるかもしれません。

なにより自分で経営するという経験は会社員では絶対に得られない経験なので、会社員の仕事にも役立つと思います。