ずいぶん昔に母に聞かされた話で

 

父方三女叔母の事で嫁ぎ先のお姑さんより呼び出され謝りに行った後、

 

父方長女伯母に「謝るっていう事は悪い事をしたって認めることになるんでよ!」と母は怒られたそう。

 

父方三女叔母は嫁ぎ先から何か起こるとすぐに連絡がきていてその度父や母、父が出張でいない時は妹が運転手となり・・・

 

夜中でも出向いて話を聞き謝りに行っていた。

 

なんで母までと思って聞くと 話の通じる唯一の人だからとの事。で、三女叔母のお姑さんからの指名され・・・。

 

父と母が謝りに行くのは私たち家庭を守るため。

 

 

そんな様子を子供の頃から見ているから

 

将来嫁いだら父や母に迷惑を掛けず、嫌な思いや悲しい思いをさせない様にと心に決めていた。

 

 

数十年後、義父のお通夜の時、義母に許せん!と心に刻み込まれることが起こった。

 

許せん!と思ったけど突然の義父の死におかしくなってるのかなぁ?と思い直すことにしたのだけど

 

後に義母と主人と3人でお昼ご飯をいただいている時にお通夜の日の事を謝られた。

 

義母の隣に座っていた主人は我関せず。その状況も気に入らず、おかしくなってなかったんだ。という事実が確定。

 

義母に謝られて許そうと思えるほど私の心は清くないのでその場は円満にやり過ごしたけどモヤモヤ

 

この時、母は生きていたし、とりあえず忍耐だ!と(主人の浮気発覚もその辺りだったなぁ)

 

 

普通は謝られたらそこで終わりでシャンシャンなのかな。

 

もうどうでもいいし、でも謝ってくれてありがとう!な事ならスッキリなんだろうけど

 

 

母が昨年亡くなり、私が決めていたことが終了しました。

 

母が亡くなったことはものすごく今でも悲しく寂しい。でも反面少し心が軽くなった。我慢することが減ったから。

 

 

ふと最近父方の長女伯母が言ったという言葉を思い出し、

 

ちと違うけど悪いと認めて謝られても許せないものはあるんだと再認識。

 

何歳まで生きていくのかわからないけど私の嫌いな人以外には嫌な思いとかさせない様に気を付けようと思う今日この頃。

 

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