ブログ題名変えました。


膵臓がん告知されてから、これからの生き方について悩みました。


9年前、法人を作り、社長として、管理者として育ててきたステーションの管理業務、交代する事にしました。


看護師として、病棟で10年間働き、色々な技術や看護を学ばせてもらいました。

病棟で、忙しい処置の中、温かいタオルで丁寧に身体を拭いた時、術後何日も洗髪出来なかった方を洗髪した時の嬉しそうな患者さんの様子を見て、私がしたい事って、こういった何気ないケアなんじゃないかと思い、介護保険の始まる(2000年)前に在宅看護に飛び込みました。


訪問看護師として、日々充実していましたが、それでも、もっと地域で自分らしく生活が送れる支援ができる看護。利用される方と、チームがそれぞれのカラーを持ちながら在宅生活を描く看護をしたいと思い、訪問看護ステーションを立ち上げました。


開業当初は利用される方も少なく、やっていけるだろうかと言う時期もありましたが、とにかく丁寧に、寄り添う看護、どんな人も受け入れる事を目標にして、今に至りました。 


開業当初のメンバーとは、少し変わりましたが、誰が来ても丁寧でよくやってくれるって評価をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。

スタッフを褒められるのが一番嬉しいラブラブ


やっと9年目にして起動に乗った最中のがん告知。


直ぐにステーションみんなで今後の体制を話し合い、チームとして揺るぎない結束力が出来てます。


私の心情としては、本当は最前線でみんなを守っていきたいと思ってました。

でも、この頃の様子を見ると周囲はあきらかに相談したいことを遠慮してる感じに取れる様になってきました。(ちょっと被害妄想的)


今は少しずつ次期管理者に相談できる体制になってきており、立場を降りることにしました。


この仕事は私のアイデンティティの全てと言っても過言ではありません。

でも、これからきっと体調崩したりして、出来ることも出来なくなる日が来ます。


そんな時、仕事だけの人生ではなく、他も楽しめると言う第二の人生スタートしようとやっと決断できました。


おいおい〜1人で泣きました。

でも、次期管理者は、寂しいけれど、育てて来たステーションをしっかり引き継ぎます!と言ってくれてます。


これからは、ステーションに水や肥料を必死にあげる立場ではなく、太陽の様に暖かく見守っていようと思います。


第二の人生の開幕です音譜

そんな決意表明のブログの題名です。