こんにちは、玲良です!^_^



「不登校の子を持ち、その子の将来がとても不安だ」という声を耳にしたのでこのようなテーマで今回は書こうと思います。



僕は長い間、不登校・うつで家に引きこもっていました。それも8年という長期にわたって。。

その間はずっと自分を責めていて、こころはもっと外に出なきゃ、出たいと思いつつ、身体が全くいうことをきかない状態で…。

だから自分とは嫌になるほど葛藤したし、その分自己分析や自分の気持ちを知ることは得意です。



なので、長い間「社会」と離れていた人の「苦手な部分」「素晴らしい部分」をこれから挙げていこうと思います。





まず、苦手な部分(遅れをとる部分)を一通り挙げて見ると



・世間知らず

・スピーチ・会議が苦手

・基本的に出不精

・コミュニケーションに苦労



こんなところは苦労する部分なんじゃないかなぁと思います。

不登校でもうつでも、「外の刺激に対しての疲労が大きいため」に疲弊してこもるものなので、常に流れる流行、人と関わる機会が減るためのコミュニケーションの不慣れなどが理由です。



それと人は群れると安心する生き物なので、皆んなと一緒がいい→社会に乗らないと→乗れてない自分を責める→自分に自信がなくなる というながれから、スピーチや会議が苦手ということも書きました。



ただこれは、逆に言えば「自信がない」ということは「社会から離れた自分は遅刻やあいさつ、提出物や時間を守ることなどは最低限はやらなきゃ。」という思考が働くのでそこは人一倍真面目な性格できっちり出来るのではないかと思います!





次は良いところ!



・寛大な包容力

・優しさ

・自分らしく生きる方法を知る

・謙虚さ

・(意外な)明るさ

・情が熱い



このあたりは長所になるんじゃないかなと思います!



その人自身がとても辛い思いで過ごしてきた為、「あの人は普段明るい人だけれど、辛い過去を乗り越えた上での明るさなのかな...」など自分と比較して相手の心の内面を注視するクセみたいなものが付くので、相手を受け入れ易く優しい性格になるんじゃないかと思います。



それに辛い事を経験してる人って結局、相手の悩みの辛さをより共感できるようになるんです。さらに優しい性格になります。^ ^



3つ目の自分らしく生きる方法を知る、というのは修正をきかすのが大変なくらい「社会のレール」から外れたことから、それでも生きていく方法を探さなきゃという意識から自分の生き方を見つけるのではないでしょうか。



「明るさ」は意外かもしれませんが、本当は自分の人生を幸せにしたいと思うものだし、飽きるくらいネガティブな自分に嫌気がさしているからでしょうか?僕自身も不登校を経験してから、冗談を言ったり明るくなった事を自分でも自覚しています。辛くて限界だと思った先には意外にも明るくなるものです。



情が熱いのは、人と会う機会が減っていく為にひとりの人に対しての思いやりが強くなる為です。





このように、社会から離れた経験が長いほど苦手な部分はありますが、自分を見つめ直す時間も長い為に、"包容力"や"優しさ"は特に性格の長所として伸びるのではないでしょうか?



短所の部分を見ると、「普通に働く」のは難しいんじゃないか。と思いがちですが、そんなことありません!仕事が出来る・出来ないは全く関係ないです。


有り難いことに、僕はよく「仕事早いね」とか「すぐ覚えるね」とか言ってもらえるのですが、それには「自分の性格を知った上で、自分に合った職務内容を選んでいるから」だと思っています。



長いブランクを取り戻すのは、かなり大変です。完全に「社会復帰出来た」といえるのにはだいぶ時間がかかります。僕もまだ(自分の中では)安定してませんし、満足出来ません。



でも、ここ数年で働き方というものは変わってきています。「終身雇用」の人たちは減り、副業や企業する人たちが増えています。



そういった、「自分らしい働き方」が徐々に出来るようになってきた時代です。





だから、今から少しずつ出来ることは何か。今自分に出来る範囲はどこまでか。今出来ないことは何か。

それを知った上で一歩ずつ、ステップを踏んで行きましょう!



僕は「起立性調節障害」を経験し、再発が怖いので「朝早く働くこと」が出来ないと自分で思っているので、12〜21時という働き方をしています。

当初はあまり乗り気では無かった職場ですが、一緒にやる人たちや尊敬する人との出会いのお陰で今は比較的楽しく働けています。



ステップすることに近道はないと、自分の経験上では悲しい事実ですが、一歩一歩踏み出せば社会復帰することは可能です!





「動けば、何かしら変わる」は事実です!^ ^