こんにちは!玲良です!^_^
この記事はすごく貴重な話しだと思うので、特に不登校の子を持つ親・HSCの方・居場所を作ろうと考えている方などに是非伝えたいメッセージです。
最近、不登校になった人の話を目にする機会が増えてきて、結構みんな具体的な理由を話せていることに驚きを感じました。
だから、自分もはっきりと何が辛かったのか言えないのは自分としても納得が出来ないので、一生懸命当時のことを思い出して、書いてみようと思います。(^^;)
僕は元々学校が好きではありませんでした。いや、当時通っていた学校が"合ってなかった"のかも知れません。小学校時代は結構楽しかったですし。
毎日繰り返す授業。思春期に入った生徒たちの心(性格)の変化。受験シーズンのひしひしと感じるプレッシャーの重さ。閉鎖的な雰囲気・空気感。
それらが苦手で、でも「自分の気持ちを人に話すことを全然して来なかった僕」は自分が具体的に何が嫌だとか、分からないし説明出来ない状態で、感じないようにしていた?気がします。
ひとつ言えることは、僕は「場所」というものにかなり敏感に感じ取る性格で、(もしかしたらHSPや中間子の気質から来るものなのかも。)場所によって、「ここは居られる。」「ここは空気が重くて居られない、逃げ出したい...。」ぐらい極端で、けどはっきりとした気持ちを何処へ行っても感じていました。
社会人になってようやく「場所による苦手」が無くなってきた今ですが、耐えられるようになっただけで、まだ苦手な場所は時々あります。
話を戻すと、当時僕が感じていた学校での苦手な部分を「ストレス」として抱えていて、それが身体に来るようになってから不登校が始まりましたね。。
最初は、朝起きれなくなりました。(><;)
まぁ元々朝は苦手なんですが、身体を起こすこと自体が出来ない状態で。今でこそ原因が、ストレス→自律神経失調症→起立性調節障害だと言えるのですが、当時は原因が全く分からず、「皆んな朝は辛いんだ。僕だけが起きられないなんて言うのは甘えだ。」って自分に鞭打ってましたね...。
すると当然、身体が限界を迎える訳でして。通えなくなる時期に入りました。
「学校行けないなんて、僕だけ。」「皆んな行ってるのに行かないとやばい...。」真面目な自分がこう思って、自分を責めるのは当然です。自己否定のループに陥っていました。
両親も、最初は僕が学校に行けないことに不安を感じていたのでいろいろと言われはしましたが、すぐに「辛いなら休みなさい」と言われてからは割と、家でも落ち着けるようになりました。
けど、辛かったら回復するまで休む。そうすると、今度は逆に復帰することが難しくなってきました。
休みと遅刻、早退、出席を繰り返した時期になりました。
すると、前に問題無く学校に通っていた時とは違った気持ちのストレスがかかってくるようになりました。
「なんで今頃ずっと来てなかった奴が来てるの?」「あ、久しぶりに来てる。元気かな...」そんな周りの"声"を意識してくるようになりました。でもこれは実際に言われたのでは無く、僕の「復帰」という大きな「不安と心配」が作った"幻聴"です。^_^;
まぁ心の中では思っていると思うので、気を遣われて声にされてないだけの事実なんでしょうけどね。
学校の先生も当然心配してくれて、「給食食べてから帰る?」とか「辛かったら、早退していいからね。」と言ってくれましたが、僕の気持ちは「とにかく家に居たいんだ。そこだけが、自分が唯一安心出来る場所。」そうなってしまっていたので、とにかく帰りたい一心になってました。
そして、僕は本格的に不登校になりました。
要は、居場所が無くなったんです。
例えると、しばらく旅行に行って帰って来たら、自分の家に自分の部屋がきれいさっぱり無くなっていた。周りも変わらずいつもの日常をそれぞれ過ごしている...。そんな感じですかね。。
だから、それだけ自然に事が運んで不登校になっていくので、防ぐというのはかなり難しい問題だと思います。
僕も通える方法があったら通いたかったしそれが出来ない状態に追い込まれてしまって結局、何も出来ませんでした。
そんな経験が今"過去"として持っている自分に出来ること。それを今、一生懸命考えています。
僕には居場所を提供したり、フリースクールを立ち上げたりと、そんな大それた事は出来ません...!
だから、僕のやり方で少しずつ支援していけたらなと思います。^ ^
とっても小さなことだけれど、今このブログを読んでくれる方に、なにか生きてゆく為のヒントを。
支援する側ならば、当事者としての意見を。
伝えていければなと思います。
読んでくれて、ありがとうございました。m(^-^)m