この度「ミモザの会」において、不登校の親や子どもに対して何か手助けやメッセージなどを伝えたいと思い、ちょっとずつ書かせて頂くことになりました。(^ ^)
僕は中学3年生の時にうつ病から不登校になり、長い間自宅から外に出られなかった経験があります。
「ミモザの会」は不登校の子どもを持つ親が中心とした会なので、当事者だからこそ伝えたいメッセージや気持ちを書ければいいなと思います。
あの時の自分は、「朝起きられない、辛い...」「みんな学校に行っているのに、何やってるんだ!」「辛くって何も出来ないのに、誰も気持ちを分かってくれない...」とか、自分を責め続ける日々でした。
今でも、あの時を思い出したり考えたりすると泣きたい気持ちや過去を消したいという”負”の感情でいっぱいになります。できれば振り返りたくありません。
最近も、今元気になった自分が今後「自分の過去」とどう上手く向き合うかを考えていました。
今は問題無いのに過去を見つめ、振り返ってしまう。それ程学生時代って大事な時期だったんですよね。(^_^;)
そんな僕が、「過去」と向き合ってここにメッセージを書いていこうと思った理由...それは「自分の過去を意味のある経験にしたいと思ったから」です。
僕の辛い過去を信頼する人に話した時、「過去なんか捨てちゃっていいんだよ」とか「自分を許せない事も許せるようになれればいいね」とかを言ってくれて、楽にはなる言葉ではあったんですが、やっぱり振り返ると辛いんです...。
過去がどう考えても辛い記憶でいっぱいなんで、ポジティブな記憶に変換!なんて事ももちろん出来ません。
でも最近思ったんです。「この辛い経験を、あの時の自分と同じ気持ちを感じている人に伝えて、少しでも楽な気持ちで今を生きて欲しい」って。
「つらい過去」を良い記憶にすることは出来ない。忘れられる程、軽いものじゃない。それでも、、生かすことはできる。
今、不登校中でこの記事を読んでくれる人は心配しないでください。あなたの今の経験でしか分かることが出来ない、人間性の部分は必ず磨かれ、長所となって返ってきます。
アウトプットが苦手で、マイペースなんで。
なるべく定期的に書こうと思いますので、これからよろしくお願いします。v(^-^)