映画館のフロアーから望む大好きな風景
新潟 萬代橋
私は新潟市民っ子ではないけれど何年か新潟市に住んだ。
通勤で毎日萬代橋をバスで渡っていた。
残業続きで会社と銭湯とアパートを行き来するだけの平日、
橋から見る信濃川が、憂鬱になりそうな仕事のリフレッシュタイムでした。
新潟地震で落ちなかった橋。
私と同世代の新潟っ子はとても、美しい萬代橋が大好き。
着物ブログを書いている方に評判の「国宝」を観てきました。
題名が映画をそのままに表していて、長編小説を読み終えた感がします。
境遇は大きく違えども誰もが持っている葛藤、涙が流れました。
~公式サイトより~
STORY
後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。
この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、
抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、
歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、
生まれながらに将来を約束された
御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、
生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、
芸に青春をささげていくのだが、
多くの出会いと別れが、
運命の歯車を大きく狂わせてゆく...。
誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。
何のために芸の世界にしがみつき、
激動の時代を生きながら、
世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、
観る者全ての魂を震わせる―― 。
記憶に残る心に残る映画でした。
9時からの上映を選んだので終わるとお昼をまわっているので近くのホテルでの中華ランチ。
そして新潟駅のお店でちょこっと飲み
こうして映画を見に出かける、懐かしい街を歩く。
充実した1日となりました。
着物で行きたかったけど、アッツイし3時間の長丁場に断念。
でも、映画を見た方が云っているように全然長く感じないし、映画館の椅子もよくなっているので着物でも大丈夫だったかもと、思う。