朝は三女がモーニングの店、昼は次女がうどん屋、夜は長女がスナックをそれぞれ営んでいた通称・三人屋。三女が就職して店をやめたので、次女が朝からサンドイッチを売ることにしたら、それが評判になり……
三姉妹に関わる男たちの目線で語られる三人屋の物語。
前作ではかなり険悪だったものの最終的にはお互いを認めあった形の三姉妹。今回もお互いあまり干渉し合わないサバサバ姉妹です。三姉妹のギスギスした感じがなんだかなぁ~だったので、今作の方が読みやすい😅

もうね、原田ひ香さん、ダメ男書くのうますぎ!「ランチ酒」の感想でも書きましたけどね、女心を全然わかってない男の思考回路ってこうなんだろうなあ~……な表現が上手!

物語としてはこれで完結なのかな?
まぁ、よほどのことがない限り三人屋の再開はなさそうだしね🙂


 

 こちらもダメ男の代表のようなおじさんが主人公。「あなたは何にもわかってない」と、妻や娘のみならず会う人ごとに言われてしまう男が、何がわかってないかわからないなりに自分の生き方を模索する物語。

題名の通り、喫茶店部門の飯テロです✨お腹が空いている時には読んじゃいけません🙅