吉野奏美さんの新刊「霊感体質かなみのけっこう不思議な日常2」を読みました。
こちらの本のテーマは「家族の絆(きずな)」。
昨年の東日本大震災以来、日本全体が、「家族の絆(きずな)」をあらためて考えさせられていたところがありますが、
わたし自身も、「家族の絆(きずな)」をあらためて考え直させられ、それまで、仕事にばかり意識がいっていたところを反省し、悔い改め、
家族とのふれあい、会話を大切にするようになっていましたので、この本を読み、「家族」の存在のありがたさ、
みえないところでも「家族」というのは支え合っているものなのだと、深々と感じいりました。
第一話では、母の子を想う気持ちに、涙があふれてとまりませんでした。
こういう話を読んでしまうと、母親に足をむけられなくなります。
第二話では、幼稚園のこどもたちを、我が子のように想い、愛する、心優しいおじいさんのお話。
なぜか、このおじいさんのことを、自分のおじいさんでもあるような気がいたしました。
第三話では、父親が高齢で他界後の、残された認知症の妻と子を見守る姿が描かれていて、
物事がうまく進まないとき、進むとき、そこには、やはり、何かあるものなのだな、と思いました。
第四話では、村の村長さんだった、ひいひいじいちゃんが、子孫をずっと見守っているお話で、
生前、多くの人々の面倒をみたり、良いことをおこなっていた人というのは、他界後も
強力なパワーで、自分の子孫を大きな心で見守っているものなのだ…と、勉強になりました。
著者の吉野奏美さんからの真心のこもった優しいメッセージは、活字で、体験談の部分は漫画で描かれていますので、誰が読んでもわかりやすく、
今、もっとも大切にしなければいけないことは何なのか?
今後の人生を後悔しないように生きるには、どうすればよいのか?
…といった知恵を授けてくれる良書と思いました。
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ぜひ、あなたもご覧になり、よろしかったら、あなたの感想も聞かせてくださいね。