--------------------------------
バラの花を与える手には、常にほのかな残り香がただよう。
(詠み人知らず)
--------------------------------
「なりたい私になる…」というキャッチコピーつきの本や雑誌が多く出回っている。
「あなたのなりたい姿は?」「あなたは、どうなりたいですか?」
という言葉は、頻繁に聞く言葉だ。
いっぽう、「どうありたいか?」という質問は、されることがほとんどない。
この言葉を知ると、
「どうなりたいか?」も大切なことかもしれないが、
「どうありたいか?」
「ありたいように、いま、ある…。」
「ありたいように、あり続ける…。」
ということが、何よりも尊いことと思えてくる…。
「バラの花」は比喩。
あなたの「バラの花」は何ですか?
あなたは何を常に与え続けてきていますか?
これから、何を与え続けていく「あり方」でいたいですか?
それはどんな形であっても、常に手には「バラの残り香」がただよっているような「あり方」でいたいですね。